名古屋工業大学ソーラーカー部とは?
長い歴史
1992年にソーラーセルの研究をしていた電気情報工学科(当時)の梅野研究室の応用研究として立ち上がり、95年より部活動として活動を開始しました。 それ以来、マシン製作、チーム運営を学生自らの手で行っています。
活動目標・目的
- 学内で得た知識や技術をモノづくりに応用する
- 活動を通じて省エネ・システム技術(運営・製作)を学ぶ
- 技術の国際化に対応し、友人・知人を作り交流する
これらを活動目的として根幹に置きながら
- 隔年開催されるオーストラリア3000km縦断レースBWSCにて世界優勝
- 日本国内でのレースへの参加
を目標に日々励んでおります。
主な活動紹介
出場レース
ソーラーカーレース鈴鹿
毎年8月上旬に開催された、鈴鹿サーキットを走る5時間耐久レースとなっています。私たちは、世界規格のクラスであるFIA オリンピアクラスに出場しています。マシンの完成度だけではなく、 ドライバーの走り方や数時間先の天候の把握とソーラーカーらしい要素も含まれ、非常に難易度の高いソーラーカーレースとなっています。私たちは2014年以来、4年連続のクラス入賞を果たしています。また、2018年にはクラス優勝を果たしました。
Bridgeston World Solar Challenge (BWSC)
WSCとは、オーストラリア大陸中央を縦断するスチュアート・ハイウェイ北端の海辺の町ダーウィンから大陸南岸の都市アデレードまでの3021kmを6日半以内に走りきり、到着の順位を競うレースです。
歴史は古く1987年から開催されており、今年で30周年を迎えました。世界中からチームが集まるこの大会は世界最高峰のソーラーカーレースとして広く認知されており、日差しが強く寒暖差の激しい大陸中央部を突き進む過酷なレースでありながら、とても活気にあふれたイベントになっています。
近年の参加チームは学生チームがほとんどで、アメリカのミシガン大学、スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学、オランダのデルフト工科大学、トゥエンテ大学やイギリスのケンブリッジ大学、日本の東海大学など、欧米、日本の大学が中心となって大会を牽引してきました。
名工大ソーラーカー部は初出場となった2015年、新マシンを設計製作し挑んだ2017年、空力に特化したAceを製作した2019年のいずれもChallenger classで完走を果たしました。
対外活動
レース出場の他に、大学内外のイベントにも参加しています。
展示会への出展
- 2022年「PVSEC-33」(愛知県名古屋市) 制作中の新マシン展示
- 2019年「ソーラーカーレース!~ひかりで進め!ソーラーカー~」(愛知県春日井市) 部品等展示
- 2018年「柳ヶ瀬くるま博覧会2018」(岐阜県岐阜市) Horizon 17 展示
- 2014年「基礎造形学会名古屋大会」(名工大) Horizon Z 展示
その他活動
- 2021年 名工大 アートフルキャンパス事業に協力
- 2020年「ポプラペディア」(ポプラ社刊) Horizon 17 掲載
- 2020年 Neo Japanesque「Horizon」PVに出演
名工大ソーラーカー部は展示会やイベントへの参加依頼を随時募集しています。下記ご連絡先へお気軽にご連絡ください。
また、大学祭や新入生歓迎イベントにも参加しています。